s002
悟「帰ったぞ〜・・・ん?・・・・おーい、八戒?」
悟「八戒さ〜ん?」
八「どちら様ですか?」
悟「俺だって」
八「さて・・・どなたでしょう?」
悟「あのさ・・・どうでもいいけどこれ、外してくんない?」
八「やですよ。物騒でしょ」
悟「いや。ほら、このチェーン外してくんないと俺、入れないから」
八「入らなくていいじゃないですか」
悟「入りたいんですけど?」
八「さっきまでは掛けてなかったんですけどね。夜中は物騒なんで掛けちゃいました」
悟「俺が帰ってきたから物騒も何もさ・・・」
八「僕がお世話になってる悟浄さんは昨日中に絶対帰るって連絡があったんですけどね
どうもそうじゃないみたいなんで、留守を預かる身としてはちゃんとしておきませんとね」
悟「だ〜か〜ら〜〜〜」
八「なんです?」
悟「悪かった!!!ごめんなさい!!」
八「どうしてあなたが謝るんですか?何かしたんですか?」
悟「すげー勝ってさ、調子ぶっこいでその辺のおねぇさん達に無駄な愛想振りまいて遅くなりました!
もうしませんから入れてください!!このとおりっ!」
八「はぁ・・・・っ」
悟「八戒?」
八「バカだとは思ってましたが・・・」
悟「バカだよ、俺は・・・約束破っちまったし・・・待っててくれてたのにな・・・」
八「嘘も下手だし」
悟「嘘じゃねぇよ・・・ホントのこと、ちゃんと正直に話した」
八「だからです・・・もうちょっと方便ってあるじゃないですか・・・」
悟「約束守らなかった上に嘘まで付きたくねぇよ・・・」
八「悟浄・・・」
悟「俺、八戒が一番だし・・・」
八「それは光栄ですね・・・でも余所見しちゃうんですよね・・・」
悟「ごめんって。ちょっと大盤振る舞いしすぎた」
八「はぁ・・・・っ」
悟「でもそれは金だけだからな」
八「え?」
悟「愛情はこれっぽちも使ってねぇよ」
八「悟浄・・・」
悟「ちゃんとお前にって全部持って帰ってきてるからさ」
八「しょうのないひとですね・・・・」
悟「ごめん。八戒」
八「どうぞ」
悟「うん・・・」
八「お風呂沸いてますよ」
悟「ん・・・」
八「どうしたんですか?何か食べますか?」
悟「・・・・一緒に入ってよ」
八「はぁ?」
悟「だめか?」
八「僕はもう入ってます」
悟「もう一回・・・・な?」
八「・・・・・仕方ないですねぇ・・・・」
悟「サンキュ。八戒」
八「どうしてこうも僕はあなたに甘いんでしょうかね・・・」
悟「お前のその優しさにちゃんと一生かけて返すからさ・・・」
八「お願いしますよ」
悟「任せときっ」
浴室でいいように悟浄に頂かれた八戒はその後、ベッドでも昼近くまで
いいように頂かれてしまったとか・・・
その後悟浄がドアチェーンを掛けられるようなことはしなくなったらしい。
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