s02
不「抜いたね?」
手「ん?」
不「伝家の宝刀」
手「何のことだ?」
不「クスっ・・・ま、いいや」
手「ん?」
不「楽しくなってきた」
手「怖いな」
不「何が?」
手「お前のその笑顔の奥にある何かがだ」
不「別に、僕は君みたいな必殺技はそうそう隠しちゃいないよ」
手「ふんっ・・・よく言う」
不「お互いだろ?」
手「まぁな」
不「こんなことを言うと、また君にお小言くらいそうだけど・・・・
僕はこれで優勝とかってことには興味ないんだ」
手「お前・・・」
不「それよりさ・・・楽しみじゃないか?あの越前がさ、
どこまで進化していくのかって方がさ・・・」
手「お前と言うやつは・・・」
不「うん、僕という奴だよ。君のよく知ってるね・・・」
手「やはり誤算だったな」
不「何が?」
手「お前をダブルスで使ったのがだ」
不「そぉ?楽しかったけど?」
手「何故アレを使った?使わなくても勝てたはずだろう?」
不「無理させたくなかったからね」
手「そうか・・・」
不「大した意味はないし、大儀ないことだよ。僕にとってはね」
手「相変わらず・・・といったところか?」
不「申し訳ないけどね」
手「ま、そこがお前がお前である所以なんだろうがな」
不「恐縮だね」
手「今更だろう?」
不「お気に召さないようなら、手を引いてもらっても構わないけど?」
手「笑えん冗談だな」
不「そぉ?」
手「俺の気持ちは知ってるはずだ」
不「さぁ・・・どうだか」
手「不二?」
不「・・・嘘だよ」
手「どうだか・・・」
不「クスっ・・・にしてもさ・・・もう、大丈夫みたいだね」
手「あぁ」
不「妬けたよ」
手「ん?」
不「誰だったか忘れたけど、君にそれを出させた彼に」
手「木手だ・・・ったく・・・お前は」
不「だってどうでもいい奴だし。忘れても差し支えないだろ?
覚えておく価値のある奴ならそうするけどさ・・・」
手「もういい」
不「だよね。クスっ・・・」
手「ふんっ・・」
不「おかえり」
手「あぁ」
不「強くなったね」
手「お前は・・・綺麗になったな」
不「何それ?笑えないよ?」
手「別に冗談のつもりはない」
不「相変わらずだね」
手「それはお前もだろ?で?」
不「ん?」
手「期待には添えたのか?」
不「十分です」
手「ならばお前からの褒美はないのか?」
不「え?・・・・・もぉ・・・・」
手「不二?」
不「はいはい・・・・来る?これから」
手「あぁ」
不「散らかってるけど?」
手「構わんさ・・・どうせ使う場所はひとつだ」
不「もぉ・・・露骨過ぎ」
手「嫌か?」
不「ふんっ・・・ま、らしくていいけど?」
手「だったら問題はないな」
不「もぉ・・・行くよ」
手「あぁ・・・」
越「・・・・なんスか?あれ」
乾「さぁな・・・」
越「なんかスッゲー、ムカつくんスけど」
乾「越前はあれだな・・・」
越「はい?」
乾「スルーってことをいい加減覚えた方がいいぞ」
越「できるんならやってますってば」
乾「・・・・まだまだ修行が足りんな・・・」
越「ちぇっ・・・」
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