変わらぬ想い-8-























「新学期のびっくり騒動の次の日に婚約しました騒動やったしな」

忍足が思い出して笑った





「たちの悪い冗談かと思ったぜ」宍戸が続いた





「あれ以来ずーーーとあてられっぱなしやんか・・・俺ら」





「なんか今思うと早かったよな」向日が言った





「皆のお陰で凄く楽しかったよ」と綺麗な微笑みを湛えて不二が言った





「オレとジローと宍戸は上でも一緒だけど。お前らT大だろ?侑士は関西に帰って

 K大だしよ・・・」向日が言った





「嫌や言われても式には行くからな」と言う忍足に





「絶対来てよね。約束だよ・・・皆もね」と不二が言った





「学生結婚か・・・いいな!跡部。嫁は美人だし」と言う向日





「うっせーよ」と跡部が照れながら言った





「照れてやんの!」





「テメー!」





「景吾?」





その日は思い出話と笑い声が尽きなかった。











解散した後、片づけを終え、シャワーを済ませた二人はソファでくつろいでいた。







「あっと言う間だったね」





「あぁ」





「卒業しても・・・よろしくね」





「何言ってんだ?当たり前だろ?バカ」





「クスクス・・・・バカバカって、言われ慣れちゃったのかな・・・なんか嬉しい」





「は?・・・ったく・・」跡部はすっと抱え込むように不二の頭に手を回して

ぐっと自分の肩に押し当てた





「ねぇ・・景吾・・」





「ん?」





「愛してる」





「あぁ・・・離さねぇ・・・・何があっても」





「離れない・・・何があっても」





「いい覚悟だ」





「あたりまえ・・・って?・・・・クスッ・・・」





「ふん・・・幸せにするからな・・・ぜってぇー」





「うん・・・いい覚悟だね」







重なる唇







お前がいれば何にも要らねぇ





君がいればそれだけで幸せ









これから先、何があっても二人で乗り越えていける





一緒に生きていくのは





目の前の愛しいその人ただ一人









愛してる・・・景吾







愛してる・・・周















fin

























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